こんにちは、アラサー自称バリキャリのプレママAyamiです。
今回は、出産する産院選びのポイントを紹介していきます。
出産となると、人生の一大イベントですよね。
実際、出産するまでの妊婦検診で産院に頻繁に通うことになりますし、
無事出産を終えたら、最短でも5日間は過ごすことになる産院。
なるべく、母親を労わってくれるようなサービスや設備があると嬉しいですよね。
この記事では、出産する産院の決め方・選び方を紹介していきます。
産院を選ぶ前に確認すること!今住んでいる地域?それとも里帰り出産?

1番最初に決めなきゃいけないのは、「どこで出産するか」です。
今住んでいる地域の近くで出産するのか、それとも里帰り出産を検討しているのか、これを決めなくてはいけません。

出産後は、実家で一時的に両親のサポートを受けながら、育児を行う場合は、里帰り出産の方が安心です。
退院後すぐに産まれたばかりの赤ちゃんを抱えて、長時間移動するのはママの体力的にも大変ですし、赤ちゃんにも負担がかかるからです。

また、両親のサポートを受けず、パパと一緒に育児を行う場合は、今住んでいる地域で産院を探すのが良いでしょう。
今住んでいる地域で出産するのか、里帰り出産をするのか、選ぶポイントは以下の通りです。
- 今住んでいる地域から実家までの距離
- 両親のサポート体制
- パパの仕事の状況(有給が取りやすいか等)
この3つのポイントで考えるといいでしょう。
今住んでいる地域から実家までの距離が遠いけど、両親のサポートがあり、ママが産後ゆっくり過ごせそうであれば、里帰り出産をすることをおすすめします。
実家までの距離が2hr以内くらいで、最初はパパに有給を取ってもらって数日育児を一緒に行いたいのであれば、今住んでいる地域の近くで出産し、
パパの仕事が始まったら、実家に行くというのもありです。

数日程度であれば、パパがお休みを取れますし、義両親にも最初に会わせたかったので、住んでいる地域での出産を選びました。
その後、里帰りし、で1カ月くらいは両親のサポートを受けながら、子育てをしました。
産院を選ぶ上で重要!自宅or実家から産院まで1hr以内で行ける範囲内で探そう!

今住んでいる地域もしくは里帰り出産をするか決まったら、自宅or実家から1hr以内にある産院を探しましょう。
なぜ1hr以内の範囲で探したほうがいいのかというと、
急なトラブルに見舞われることもありますし、
破水や陣痛、おしるしによって産院にすぐに駆けつける必要があるからです。
産院に向かっている間に何かあっても治療やサポートを受けることができませんからね。
また、出産前も産院に検診等で通う必要があるので、通いやすい方がママへの負担も少ないです。
1hr圏内であれば、候補を絞れるので、産院を選びやすくなります。
次に、出産できる産院の種類についても解説していきます。
産院の種類はどんなものがあるの?それぞれメリットとデメリットは?

出産する産院の種類もいくつかあります。
出産できる産院
- 個人病院
- 総合病院、大学病院
- 助産院
基本的に産婦人科があれば、どこでも出産をすることができます。
どの種類の産院で出産するかも決めると、より選択肢が狭まり、選択しやすくなりますよ。
それぞれ産院の違いやメリット、デメリットを紹介していきます。
産院の種類①:個人病院
個人病院は、町中にある産婦人科をイメージするとわかりやすいです。
診察科目は、産婦人科がメインの病院です。
メリット
- 同じお医者さんにずっと診てもらえる
- 総合病院に比べ、費用が安く済むことが多い
デメリット
- お医者さんの数が少ない
- 設備の充実度は総合病院よりも劣る場合が多い
出産を経験したママさんの50%以上が、個人病院を産院に選んでいます。
産院の種類②:総合病院、大学病院
総合病院なので、こちらは個人病院よりもはるかに大きな病院です。
診察科目も、産婦人科以外に小児科、内科、外科など多数の診察科目が併設されています。
メリット
- お医者さんの数が多い
- 設備が充実している
- 持病がある方でも対応できる
- 妊娠中や出産時にトラブルがあった場合でもすぐに対応してもらえる
デメリット
- 同じお医者さんにずっと診てしてもらうのは難しいかも…
- 費用が個人病院に比べ高い
緊急時にスムーズに対応してもらえるのは、総合病院・大学病院のポイントです。
設備の充実性や緊急時を考え、総合病院や大学病院で出産するママさんも多いです。
産院の種類③:助産院
助産院は、助産師さんが入院から出産までサポートしてくれます。
ただし、病院ではないので、お医者さんはいません。
そのため、医療行為は行えないです。
ただ、その分メリットもあります。
メリット
- アットホームな雰囲気なところが多い
- 妊娠中から親身なフォローを受けることができる
- 希望に沿った分娩ができることも…
- 費用が安い
デメリット
- お医者さんが居ないため、何かあったとき医療行為が行えない
- トラブル時は、他の病院に行く必要がある
助産院での出産を選ぶ方も全体の10%前後いますが、マイナーです。
分娩にこだわりがある場合は、助産院がおすすめです。
産院をリサーチしよう!

自宅or実家から1hr圏内で、産院の種類も決まってくると、
出産する産院の条件が決まったことになります。
ここから、実際に産院の情報をいろいろリサーチしていきます。
探し方①:インターネットで探す
インターネットで近くの産院を調べましょう。
産院のHPを確認して、場所や施設などを確認していきます。
ここでは、
- 産院の場所は通いやすいところにあるか
- 診察内容
- 産院内の雰囲気
以上をメインに確認しましょう。
探し方②:口コミで探す
産院のHPだけでは、わからないこともたくさんあります。
そこで役に立つのが、口コミです。
インターネットの口コミを参考にするのも良し、
先輩ママや、知り合いからの口コミを参考にするのも良しです。
だいたいインターネットで情報を下調べた後、先輩ママや知り合いからの口コミを聞いて、参考にする方が多いです。
気になる産院は、産院見学を依頼してみよう!

ここまでで気になった産院が2~3つくらいに絞られてくると思います。
絞られてきたら、気になっている産院に電話で問い合わせをして、
産院見学ができないか、確認しましょう。
見学を実施している産院は多いので、電話で確認後、産院見学の予約を取ります。
産院見学でチェックするポイントは以下の通りです。
産院見学でのチェックポイント
- 看護師さん、助産師さんなどの人柄
- 産後のサービスやケア内容
- お部屋内の雰囲気・アメニティ
- 施設内の設備の充実度
産後、疲れ果てた中でご自身がゆっくりリラックスできるのか、という観点で見学するのがポイントです。
産後、産院選びに失敗した…と感じるママも多いのも事実です。
実際に見学してみて、出産直後のイメージを膨らませておきましょう。
最終的に、産院をどう選ぶ?選び方のポイントを紹介

最終的に産院をどういう風に選べばいいかわからないですよね。
ここでは、産院を選ぶ際のポイントを紹介します。
産院選びのポイント
- 分娩・入院費用
- 大部屋or完全個室
- 母子同室かどうか
- 分娩方法を選べるか
- 入院時の食事の評判
- 産院内での母親学級、マタニティヨガなどの教室があるか
- 産後のケア・サポート
- 医者や看護師、助産師の人柄
異常が産院選びのポイントです。
ママさんが重視したいポイントを押さえている産院を選ぶのがオススメです。
それぞれ詳しく解説していきます。
選び方のポイント①:分娩・入院費用
やっぱり気になるのがお金のことです。
分娩・入院費用は、出産する産院の地域によっても異なりますが、
産院ごとにも、もちろん異なりますし、受けられるサービスに内容によっても金額が変わってきます。
どういったサービスを受けられ、どれくらい金額がかかるのか、といった目線で考えましょう。
分娩・入院費は、地域差がかなり大きいです。
高い地域は、東京都で平均62万円、安い地域は、鳥取県で平均40万円です。
地域差があるので、各地域の平均と比べると良いです。
地域別分娩・入院費用は下記を参考にしてみてください。
分娩・入院費の内、42万円分は出産育児一時金にて賄われますが、
それでも高くなればなるほど、出費としては痛いですよね。
選び方のポイント②:大部屋or完全個室
次に、大部屋か完全個室かです。
大部屋の場合、3人1部屋、6人一部屋になることが多く、ここで初めてのママ友ができる場合も…。
ただ、同じ部屋に他人が居るので、ゆっくりリラックスできないというデメリットもあります。
完全個室の方が、周りを気にせず過ごせるので、選ぶママも多いですが、その分費用がかさんでしまうのが難点です。
選び方のポイント③:母子同室かどうか
次に、母子同室かどうかです。
ここも重要なポイントです。
母子同室の場合、出産直後から疲れた身体でずっと赤ちゃんを面倒見なくてはいけません。
産まれたばかりの赤ちゃんは、3~4時間ごとにミルクをあげたり、泣いたらあやしてあげる必要があります。
やっと出産が終わった…と一息つく間もなく育児が始まり、ゆっくり眠ることができない…なんてことも。
基本は母子同室だけど、一時的に赤ちゃんを預けられるサービスがある産院もあるので、ここは要チェックです。
母子別室の場合は、出産直後の疲れた身体をゆっくり癒すことができますが、赤ちゃんを近くで見れないというデメリットもあります。
選び方のポイント④:分娩方法を選べるか
次に分娩方法です。
大きくは2種類で、普通分娩か無痛・和痛分娩かです。
普通分娩は、分娩室で分娩台に寝た状態で出産する一般的な方法です。
無痛・和痛分娩は、陣痛を緩和するための麻酔を使用した分娩方法で、欧米では一般的な方法です。
無痛・和痛分娩はデメリットもあり、鉗子や吸引機を使って麻酔を体内に取り込むため、胎児機能不全が起きる可能性があったり、母体や赤ちゃんを傷つける可能性があります。
また、費用も普通分娩に比べ20万円程度プラスになります。
選び方のポイント⑤:入院時の食事の評判
次に、入院中のご飯についてです。
だいたいどの産院も出産後5日間の入院になります。
そのため、最低でも3食×5日間=15食は、産院のご飯を食べます。
ご飯はやっぱり最高の癒し!と思っているママも多いですよね。
このご飯の美味しさも重要な産院を選ぶポイントの一つです。
入院していてご飯しか楽しみがない状態なのに、そのご飯も美味しくなかった…となるとがっかりですよね。
ご飯の美味しさ・評判も一つのポイントです。
選び方のポイント⑥:産院内で母親学級やマタニティヨガなどの教室があるか
初めての出産、初めての子育てでどうしたら良いかわからない…なんてママも多いですよね。
産院内に母親学級があると、出産時のことや子育てについて学ぶことができます。
また、妊娠中~後期になってくると、体重管理も重要になってきますし、お産に備え、筋力もつけないといけないです。
こういった出産前のサポートやケアの充実度も、重要です。
教室があれば、それに参加することで妊娠中や出産時の不安などを解消した上で、出産に望めます。
選び方のポイント⑦:産後のケア
次に産後のケアについてです。
産後は、出産の疲れから心身ともにボロボロな上、赤ちゃんの育児も始まります。
疲れた身体を癒してくれるマッサージサービスや、骨盤ケアをしてくれる産院もあります。
この他にも、母乳を出やすくするためのマッサージなど母乳ケアの方法を教えてくれるなど、産院ごとに様々な産後のケアサービスがあります。
選び方のポイント⑧:医師や看護師、助産師の人柄
最後は、その産院で働く医師や看護師さん、助産師さんの人柄、相性です。
この人たちがいる産院であれば、安心してお産ができる!と思った産院を選ぶのも手です。
実際、通院時も含めるともってですが、出産時や産後の最低5日間はお世話になるので、人柄・相性も重要ですよね。

だいたい妊娠25wまでに予約を取らないとそこで出産できなくなってしまいます。
また人気な産院は、枠が早く埋まってしまうので、早めの予約を…!
後悔した…!産院選びで失敗したと感じたこと

出産後や通院中、入院中に後悔しないために、産院選びはなるべく慎重に行いたいものですよね。
産院選びで失敗したと感じたことを紹介していきます。
産院選びを失敗したと感じたこと
- 費用が予想以上に高くついてしまった…
- 大部屋だったので、他の人の生活音がうるさく、ゆっくりできなかった
- 完全個室だったので、ママ友もできず退院後相談できる相手もおらず孤独だった
- 入院中の食事にこだわらず産院を選んでしまい、案の定ご飯が美味しくなかった
- 痛みに弱いにも関わらず、普通分娩しかできない産院を選んでしまった
- 母子同室で赤ちゃんを預けるのにも時間的制約があったので、思うように預けられず、身体をあまり休められなかった
産院選びを失敗したと感じるのは、やっぱり費用面や入院中の過ごし方で後悔するママが多いです。

【お金の検討もお早めに…】妊娠・出産、産後のマネープランも考えよう

産院選びも重要ですが、同じくらい重要なのが、家計の見直し・保険です。
家族が増えるので、お金の不安も出てきますよね。
「今の生活を維持できるのか…」「もしもの時、どうする?」といったライフプランと共に、マネープランの設計が必要です。

この家計・保険の見直しを早めから始めた方が良い理由は、なんと言っても「検討に時間がかかる」からです。
お金に関わることですし、一度契約すると保険料を何十年も支払っていかなくてはいけなるため、1日2日で決まるものでもありません。
これからの人生設計の基盤にもなるので、比較的時間があり、身体が動きやすい妊娠2~5カ月前後から、検討を始めてみてください。
検討を初めてから契約するまでだいたい2~3カ月はかかるので、妊娠中に契約を考えると妊娠初期~中期が検討のベストな時期です。

家計・保険の見直しは、無料相談できるサービスがあるので、まずそこに相談してみるのがおすすめです。
専門家がわかりやすく説明してくれますよ。
妊娠中から出産までにかかる費用を知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
妊娠してから出産までに必要な費用の総額はいくら?最低100万円は必要!
保険に入っていない方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
【後悔ゼロ】出産する産院選びのポイントは?まとめ
出産する産院選びのポイントを解説してきました。
初マタニティのプレママさんにとっては、「産院も選ぶ必要があるの?」「産院を選べるの?」と思った方も多いと思います。
出産直後のボロボロな身体を労わることができるよう、ご自身に合った産院を探してみてくださいね。
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