こんにちは、アラサー自称バリキャリのプレママAyamiです。
今回は、新生児から使えるチャイルドシートの選び方を紹介していきます。
チャイルドシートは決して安くない買い物なのに、赤ちゃんが生まれる前から必要になるので、実際に赤ちゃんを乗せたり、商品を試したりすることができません。
そのため、チャイルドシート選びに失敗した…と感じているママが多いんです。
全体の3割以上のママが「チャイルドシート選びに失敗した…」と感じているみたいです。
そして、そのうち半数以上のママが泣く泣く購入し直しているんです。
チャイルドシート選びに失敗しないためにも、この記事を参考にしてくださいね。
【新生児OK】チャイルドシートの選び方①!製品を見る前に確認しておくこと!

チャイルドシートの購入を検討し始めた際、やみくもに商品を見ていませんか?
チャイルドシートは種類もタイプも機能も豊富なので、結局どれが良いのかわからない…なんてことになりかねません。
商品をやみくもに見る前に、事前にチェックしておくべきことを紹介していきます。
事前確認①:車種
まずは、チャイルドシートを取り付けようと考えている車種です。
チャイルドシート購入にあたっての車種の分類は、大きく2つです。
車種の分類
普通車
コンパクトカー・軽自動車
この2つの分類で自家用車がどれに当たるのか、確認してください。
コンパクトカー・軽自動車にチャイルドシートを取り付けようと考えている場合、
コンパクトカー・軽自動車でも取付に問題ないか、という観点でチャイルドシートを選ぶ必要があるからです。

事前確認②:ISOFIX対応している車種?
次に、チャイルドシートを取り付けようとしている車が、ISOFIX対応しているかどうかです。
基本的に、2012年7月以降に発売された車に乗っている場合は、ISOFIX対応していますが、
2012年7月以前に発売された車にはISOFIX対応していません。
ISOFIX対応しているか確認する方法
ご自身の車の後部座席のシートに、ISOFIXバーという金具が付いていればISOFIX対応車種です。
確認方法は、下記の通りですが車種によって異なります。
- ISOFIXバーにカバーが付いている場合(マークあり)

- ISOFIXバーがスリットの中にある場合(マークあり)

- ISOFIXバーが背もたれと座面の間にある場合(ISOFIXタブあり)

- ISOFIXバーが背もたれと座面の間にある場合(ISOFIXタグなし)

ISOFIX対応しているかで、チャイルドシートの取り付け方法が変わります。
取り付け方法
ISOFIX対応している場合:ISOFIXもしくは、シートベルト固定
ISOFIX対応していない場合:シートベルト固定タイプのみ
また、チャイルドシートにも取付タイプが3つあります。
チャイルドシート取付タイプ
ISOFIX・シートベルト固定の両方に対応しているタイプ
ISOFIXに対応しているタイプ
シートベルト固定タイプ
ISOFIXに対応している場合は、ISOFIXもしくはシートベルト固定タイプどちらのチャイルドシートを選んでOKですが、
ISOFIXに対応していない場合は、シートベルト固定タイプを選ぶ必要があります。
事前確認③:チャイルドシートの使用頻度は?
チャイルドシートの使用頻度を確認しましょう。
基本車移動を現在しているママは、使用頻度が高く、
週末だけ車に乗っているというママは、使用頻度が少ないです。
ただ、出産後は定期健診など月1回程度は現在より車に乗る機会が増えるので、それも頭の片隅に入れておいてください。
使用頻度別おすすめチャイルドシート
週2回以上:機能面・安全面が充実している5~8万円のチャイルドシート
1~2週間に1回程度:機能面・安全面が十分な4~6万円のチャイルドシート
月1~2回程度:機能:安全面がそれなりの2~5万円のチャイルドシート
赤ちゃんの命を守るためのチャイルドシートなので、使用頻度が高ければ高いほど、
事故に遭うリスクや赤ちゃんをチャイルドシートに乗せ降ろす回数も増え、ママへの負担が増大します。
そのため、使用頻度に応じて適切なチャイルドシートを選ぶことで、失敗を防げます。
事前確認④:チャイルドシートを他の車に乗せ替える可能性はある?ない?
中には、パパ用ママ用で自家用車を2台持っているご家庭もあると思います。
赤ちゃんをどちらかの車にしか乗せないのであれば、乗せ替えの可能性はないですが、
状況に応じて使い分けているというご家庭も多いのではないでしょうか。
例えば、近距離での移動は基本ママ用の軽自動車、実家に行くなど中長期距離の移動はパパ用の普通車で行くようにしているなどです。
この場合、チャイルドシートを2台購入するのであれば問題ありませんが、
ほとんどの方は、1台購入して乗せ替えて使うことを検討します。
乗せ替えする前提でチャイルドシートを購入する場合、ポイントがあります。
乗せ替えを行う可能性がある場合
- 軽量(5~10kg)タイプを選ぶ
- ISOFIX取付可能車種ならISOFIX取付を選ぶ
この2つのタイプを選ぶことをおすすめします。
重量が10kg以上だと乗せ換え時運ぶのも取り付けるのも重くて大変です。
また、取り付ける際も簡単で確実に取り付けられるISOFIXにすることで、乗せ換え時の負担が軽減されます。
乗せ替えなんて大したことないでしょ…と思っている方も多いかもしれませんが、結構乗せ替えは重労働です。
【新生児OK】チャイルドシートの選び方②!選ぶ上で優先順位を明確にする

先ほど確認した、車種・ISOFIX対応・使用頻度・載せ替えは、チャイルドシートを選ぶ上での前提条件になります。
これらを踏まえた上で、安全性・機能・価格からチャイルドシートを選ぶ上での優先順位を決めていきます。
対象年齢は?買い替え前提で購入する?
対象年齢も、チャイルドシートを選ぶ上で重要ですよね。
どんなチャイルドシートが対象年齢別あるかというと…
チャイルドシートの主な対象年齢と適応体重
- 新生児~1歳:~10kg
- 新生児~4歳:~18kg
- 新生児~7歳:~25kg
対象年齢もしくは適応体重がオーバーしたら買い替えが必要ですが、
新生児~7歳まで使えるロングユースタイプタイプだと、チャイルドシート着用義務期間全てを1台で対応できますが、
妥協ポイントは、機能面や安全性が充実していないところです。
特に、新生児のときは機能面が充実していない分、使い勝手が悪かったり、ママへの負担が大きいです。
そのため、機能面も安全面も充実していて、それなりに長く使いたいのであれば、新生児~4歳のチャイルドシートを選ぶのがオススメです。
安全性が高いものを優先する?しない?
赤ちゃんの大切な命を守るチャイルドシートなので、安全性が高いに越したことはないですよね。
一定の安全基準を満たしているチャイルドシートは下記のマークや記載があるかどうかで判断してください。
安全基準におけるチェックポイント
- 国土交通省が認証している「Eマーク」を取得しているか
- 欧州安全基準合格を示す「ECE-R44」に適合しているか
- 欧州安全基準合格を示す「ECE-R129」に適合しているか
このどれかの表記がされていれば、一定の安全基準を満たしており、認証されている製品です。
さらに安全性を重視したいなら、
ドイツの「ADACテスト」や国内のチャイルドシートアセスメントによる評価結果も確認してみましょう。
もちろん安全性が高いとその分コストも高くなります。
使用頻度が高い場合は、安全性が高いチャイルドシートをおすすめしますが、
月に1~2回程度しかチャイルドシートに赤ちゃんを乗せないのであれば、安全性はそこまで気にする必要はないと考えています。
万が一の事故のための安全性なので、そもそも車に乗せることが少なければ、事故に遭う確率もグンと低くなるからです。
安全性については、使用頻度を加味して考えてみてくださいね。
最低限搭載していてほしい機能は?
次に、機能面です。
チャイルドシートに乗せる際のママの負担軽減や赤ちゃんが快適に過ごせるような機能をチェックしましょう。
チェックしておきたい機能
- 回転式で乗せ降ろしがラクラク
- カバーが丸洗いOKなウォッシャブルカバー
- ワンタッチリクライニングなど、リクライニング調整が簡単
- 通気性が良い
機能面でチェックしておきたいのは、この4つです。
機能が多いと製品重量が重くなったり、どうしても価格が高くなるので、「これだけは譲れない」という機能を選んでくださいね。
チャイルドシートの購入にいくらまで出せる?
やっぱり気になるのは、「お金」のことですよね。
チャイルドシートは、正直ピンキリです。
安いもので1万円~、高くて10万円程度のものまで…。
チャイルドシート値段別機能
1~3万円:機能△、安全性△、デザイン性×、価格◎
3~5万円:機能〇、安全性〇、デザイン性△、価格〇
5~10万円:機能◎、安全性◎、デザイン性〇、価格△

使用頻度に応じて、価格帯は検討してみてくださいね。
メーカーにこだわりはない?
チャイルドシートを販売しているメーカーをこだわるのかどうかも、検討しなくてはいけません。
メーカーによって、やっぱりデザイン性や価格・機能など変わってきます。
チャイルドシート販売メーカー
コンビ:機能・安全性抜群でお値段もお高めな有名メーカー
アップリカ:機能・安全性抜群でお値段もお高めな有名メーカー
ピジョン:低価格
日本育児:低価格
Joie:イギリス生まれのベビー用品メーカーで世界的有名
リーマン:チャイルドシート専門メーカー
エールべべ:カー用品総合メーカー「カーメイト」のブランド
マキシコシ:育児用品の先進国オランダのブランド
それぞれメーカーによって製品作りの考え方や機能・保証など異なるので、メーカーごとに比較するのもおすすめです。
【新生児OK】チャイルドシートの選び方③!条件に合いそうな製品を探そう!
ここまで来たら、後は条件に合いそうな製品を探すだけです。
ネットでいろいろ調べるのも良し、店舗に行って現物を見るのも良しです。

購入候補を3~7つくらいに絞るのがおすすめです。
多すぎると選べないですし、
少なすぎると現物を確認しに店舗に行ったとき、店舗置いていなかった…ということを防ぐためです。
実際に我が家で選ぶポイント・基準をまとめてみた
実際に、我が家ではこれまで紹介したチャイルドの選び方に沿って、
チャイルドシートを選ぶ基準をまとめてから製品を絞り込みました。
我が家のチャイルドシート選ぶ上での基準
車種 | 軽自動車(N-Box) |
---|---|
ISOFIX | 〇 |
使用頻度 | 2週間に1~2回 |
乗せ替え有無 | なし |
対象年齢 | ある程度長く使いたいので、新生児~4歳 |
安全性 | 使用頻度がそこまで高くないので、ある程度妥協 |
機能 | 赤ちゃんと2人での移動が多いので、ママへの負担が軽減される機能を重視 |
価格 | 6万円以内 |
メーカー | こだわりなしだが、低価格が売りのピジョン・日本育児は避けたい |
この基準をもとに、ネットで条件に合うチャイルドシートをいろいろ探しました。
我が家で候補として挙がったチャイルドシートは3つ!
条件に合いそうなチャイルドシートを探して、最終的に3つにしぼりました。
候補①:Joie i-Arc360°

対象年齢 | 新生児~4歳頃(身長40~105cm) |
---|---|
サイズ | 幅46×奥行き68.5×高さ51cm |
重量 | 14.5kg |
取付方法 | ISOFIX |
機能 | ISOFIX取付、ヘッドレスト・肩ベルト調整可能、ガードサラウンドセーフティ、i-Size適合、エアホールシート、洗えるシート、360°回転シート、キャノピー付き、ハーネスホルダー、メッシュ素材 |
参考価格 | 43,780円(税込) |
候補②:リーマン ラクール ISOFIX

対象年齢 | 新生児~4歳頃 |
---|---|
サイズ | W.450×D.730×H.600mm |
重量 | 14.8kg |
取付方法 | ISOFIX |
機能 | ISOFIX取付、360°回転式、洗えるシートカバー、低座面・低重心設計、ラクール・モアフラットシステム、新安全規則”R129”適合 |
参考価格 | 59,400円(税込) |
候補③:エールベベ クルット5i

対象年齢 | 新生児~4歳頃 |
---|---|
サイズ | H617×W440×D640mm |
重量 | 14.3kg |
取付方法 | ISOFIX |
機能 | ISOFIX取付、360°回転式、ウォッシャブルカバー、サンシェード、肩ベルト調整可能、3段階リクライニング、フラット2、ジャンピングハーネス |
参考価格 | 59,800円(税込) |
【新生児OK】チャイルドシートの選び方④!最後は現物の確認とデザイン性!
候補が絞れたら、実際に店舗に行って現物を確認し、操作性や使い勝手を見てみるのもおすすめです。
現物を見る事で、自分が使う時のイメージが沸いてきます。
どんなにインターネットで事前に調べていても、ちょっとした機能やイメージの違いで、「不便だな~」「微妙だな~」と感じることだってあります。
そのため、必ず一度は購入前に現物を見ることをおすすめします。
現物を見てみて、大差ないのであれば、最後はデザインで決めてしまいましょう。
我が家では、「エールべべ クルット5i」に決めました!
我が家では、3つに絞った後、現物を見に赤ちゃん本舗とベビザラスに行きました。
店舗に行ってみると、「リーマン ラクール ISOFIX」と「エールベベ クルット5i」が置いてありましたが、
「Joie i-Arc360°」がなかったのが残念でした。
そのため、現物が見れた2つから実際に製品を触ったり、動かしてみたりして、使い勝手や機能の確認だけでなく、
デザインも考慮して、最終的に「エールベベ クルット5i」を購入しました。

私の場合、特別急いで購入する必要はなかったので、お店で現物を見て、
家に帰ってきてから、Amazon、楽天で価格を調べ、ネットで購入しています。
お店で購入しても良かったんですが、後日配送もしくは、後日店頭引き取りだったので、
購入するものが決まってしまえば、Amazon、楽天での購入がおすすめです。
【新生児OK】チャイルドシートの選び方!まとめ
ここまで、チャイルドシートの選び方を紹介してきました。
決して安くない買い物なので、ポイントを押さえた上でチャイルドシートを選んでくださいね。
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